今、大人気のメスティン。
使い勝手がよくてキャンプだけでなくおうちキャンプにも欠かせません。
でも、たった2つの手間をかけるだけで使いやすさがかなり変わってきます。
この記事では、メスティンを長く使い続けるためのお手入れ方法についてご紹介します。
最後まで記事を読んで快適なメスティン生活を過ごしてくださいね。
メスティンの手入れ方法は使用前の2つだけ
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とても便利で万能なので大人気のメスティン。
正しいお手入れをして、長く使い続けたいですよね。
とっても簡単な2つの方法を行うだけで、その後の使い勝手が大きく変わるんです。
メスティン使う前のシーズニング
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まず大切なこと1つ目はシーズニング。
あまり聞きなれないと思いますが、「鉄製の鍋を使う前に油慣らしをする」という意味です。
「ん?メスティンはアルミ製だから必要ないのでは?」
と思いますよね。
しかし、メスティンはシーズニングをした方がいいんです。
理由はこの後説明していきすね。
シーズニングの方法
メスティンは鉄製ではないので「油でならす」ということはしません。
①大きめの鍋に米のとぎ汁を入れます
②メスティン本体と蓋を入れて、10分から15分煮る
本体の中に米のとぎ汁を入れて、沸騰させるという方法もありますが、メスティンは蓋もフライパンとして使えます。
蓋も本体もしっかりシーズニングするならば、この方法がおすすめです。
他にも、牛乳や野菜クズ、緑茶などで行う方法もあるのですが、シーズニング後は浸けた液体は捨ててしまうので、最初から捨てる予定で、ほぼ毎日でる、米のとぎ汁ならもったいなく使えます。
シーズニングの注意点
シーズニングの注意点をまとめました。
①シーズニング後、洗剤などでこすり洗いをしない
せっかく出来た皮膜が取れてしまうので、軽く水で洗い流し、乾燥させてください。
②お鍋でメスティンをシーズニングするときに、取っ手の部分は鍋の中に入らないようにする
鍋のふちに固定しておいたり、ゴムのグリップの部分だけ事前に外しておいたりしてください。
③重曹は使わない
重曹は、アルミ製のもののお掃除にいいとされていますが、メスティンの場合は、変色の原因となってしまいます。
④シーズニングに失敗した場合はお酢を使う
万が一シーズニングに失敗してごげついてしまった場合には、お酢を大さじ2杯ほど入れて沸騰させてください。
焦げが浮いてくるので、こすって取ります。
その後、もう一度シーズニングをやり直してください。
シーズニングをする理由

メスティンはそのまま使うことも出来ますが、アルマイト加工(皮膜加工)がされていません。
アルマイト加工とはアルミニウム製品の表面に人工的に皮膜を作り、サビから守り、強度を高める加工のことです。

そのためそのまま使うと、せっかくいい商品を買ったのに、使いづらかったり、すぐ焦げ付きやすかったりということが起きてしまいます。
シーズニングをしないとどうなっちゃう?
シーズニングをしないと、焦げ付きやすくなります。

また、アルミ独特の臭いも気になります。
シーズニングをすることで、焦げ付きにくくなり、アルミ臭も取り除くことができます。
さらに変色を抑えることも出来るんです。

メスティン使う前のお手入れバリ取り
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さぁ。シーズニングはもう完璧ですね。
もうひとつ、バリ取りについて説明していきますね。
メスティン本体や蓋のふちは、突起物が残っていたり、鋭利になっていたりということがあります。

バリ取りのやり方
こちらもシーズニング同様とても簡単です。
紙やすり(#400~1000)で擦るだけです。

擦る時は軍手をして怪我をしないようにしてくださいね。
バリ取りのコツ
上手に行うコツは、粗めのヤスリで削ってから細かいヤスリで仕上げることです。

①#400くらいのヤスリで削る
②#1000のヤスリで削る
という順番がオススメです。
「傷は絶対つけたくない!」というかたは最初から#1000で擦りましょう。
ちょっと大変かもしれませんが・・・。

メスティンのお手入れはたった2つだけ!初心者でも簡単にできる方法:まとめ
メスティンを購入したら米のとぎ汁や野菜クズを使ったシーズニング。
ヤスリを使ったバリ取りは必須ですね。
やり方もとても簡単なので、ぜひ試してみて下さい。
シーズニングは1度行ったら終了ではなく、使用しているうちに皮膜が取れていってしまいます。
ある程度、定期的に行うといいかと思います。
万が一焦げがついてしまった時は、お酢を入れて沸騰させてみてくださいね。
簡単に落とすことが出来ますよ。
使い勝手もよく、シンプルでオシャレなメスティンを大切にお手入れをして長く使い続けてあげてくださいね。